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f86239ab2f
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@ -618,3 +618,23 @@ color: hsl(from var(--MI_THEME-accent) h s calc(l - 10));
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color: color(from var(--MI_THEME-accent) srgb r g b / 0.5);
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## 考え方
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### DRYに囚われるな
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必要なのは一般化ではなく抽象化と考えます。
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盲信せず、誤った・不必要な共通化は避け、それが自然だと感じる場合は重複させる勇気を持ちましょう。
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### Misskeyを複雑にしない実装
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それがいくら複雑であっても、Misskey固有のコンテキストと関心が分離されている(もしくは事実上分離されていると見做すことができる)実装であれば、それはMisskeyのコードベースに対する複雑性に影響を与えないと考えます。
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例えるなら、VueやAiScriptといったMisskeyが使用しているライブラリの内部実装がいくら複雑だったとしても、「それを使用しているからMisskeyの実装は複雑である」ということにはならないのと同じです。
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Misskeyのドメイン知識から関心が分離されているということは、Misskeyの実装について考える時にそれらの内部実装を考慮する必要が無く、認知負荷を増やさないからです。
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また重要な点は、その実装が、Misskeyリポジトリの外部にあるか・内部にあるかということや、Misskeyがメンテナンスするものか・第三者がメンテナンスするものかといったことは複雑性を考える上ではほとんど無視できるという点です。
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もちろんその実装がMisskeyリポジトリにあり、Misskeyがメンテナンスしなければならないものは、保守のコストはかかります。
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しかし、Misskeyの本質的な設計・実装という観点で見たときは、その実装は実質的に外部ライブラリのように振る舞います。
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換言すれば「たまたまMisskeyの開発者と同じ人たちがメンテナンスしているし、たまたまMisskeyのリポジトリ内に置いてあるだけの外部ライブラリ」です。
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そのため、実装をなるべくMisskeyのドメイン知識から独立したものにすれば、Misskeyのコードベースの複雑性を上げることなく機能実装を行うことができ、お得であると言えます。
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もちろんそれにこだわって、些細な実装でもそのように分離してしまうとかえって認知負荷が増えたり、実装量が増えてメリットをデメリットが上回る場合もあるので、ケースバイケースではあります。
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